さあ、今回はホンダフィットの錆び処理です。
昨年の春頃から後輪のタイヤハウス上部のボディに少しづつ錆びが目立ち始め、年末には下の写真の様に結構目立ってきました。
本来なら錆を完全に除去してからパテ埋め~塗装という場面ですが、タイヤハウスからの錆なのでボディ内側からの錆。錆を除去すればボディに穴が開くのが確実なので、表面は触らずこれ以上の錆の進行を防止したいと思います。
タイヤハウス内側にカメラを入れて撮影すると、鉄板の重ね合わせ部分が完全に腐食してます。
凍結防止剤の影響が大きいのでしょうね。冬は毎日、塩カルの上を走ってますからね(^_^;)
ここで、最強の防錆材ノックスドール参上
ノックスドールはボルボが純正で使っていて、世界的にも有名な防錆剤です。
700番はボディの中空 板合わせ 袋状 溶接部用で主にボンネットやドアの中空部分用。浸透性の防錆剤で少々の雨や水では流れません。
900番はアンダーフロア、タイヤハウス用
今回、フィットの錆処理はタイヤハウスなので900番でOKですが、板合わせ部分の錆なので先ずは、板合わせ部分に700番を浸透させてから900番を吹く工程としました。
先ずは、ボディに飛ぶとやっかいなのでマスキング。
本来、タイヤハウス全体に塗布すると良いのですが、ノックスドール900の欠点としていつまで経っても完全に乾燥しません。
よって、錆の酷い部分のみの塗布にしないとベタベタと手に付きまくります。なのでとりあえず錆の酷い部分のみノックスドールを塗布しました。
ホンマは錆びる前に予防策として塗布するのが正解なんですがね~。