車のメンテナンスで一番簡単なワイパーゴムの交換方法をわかりやすく説明。
交換手順説明の前に、ワイパーについて少しだけ予備知識を説明しておきます。
ワイパーの部品名
- ワイパーアーム:モーターとつながりガラス面にワイパーを押しつける部品
- ワイパーブレード:ワイパーゴムを保持させる金具
- ワイパーゴム:雨水を拭き取るゴム
交換時期と価格について
交換が必要なものは、ワイパーゴムとワイパーブレード。
ワイパーブレードは錆びてみっともないとか性能が確保出来ないとき、
高性能の物やデザイン的に交換する時のみとなるので、通常はワイパーゴムのみの交換となります。
交換時期は1年に1度っていうのが一般的ですが、
ワイパーゴムが裂けてしまったり、拭き取りムラが酷い場合にも交換です。
交換部品として販売してあるのは大体の価格ですが1本当たり
ワイパーゴム単体 約500円~
ワイパーゴム+ワイパーブレード 約1000円~
スタンド等に交換をお願いすると
ガソリンスタンド等に交換をお願いすると、 ワイパーゴム+ワイパーブレード交換が当たり前の様に行われており、
販売価格は、定価+工賃。
また、悪質なスタンドでは高額なワイパーに交換したり
不当な高額請求したり。
すべてのガソリンスタンドが上記に当てはまらない事、良心的なガソリンスタンドも多数存在します。
ワイパーゴムの種類とワイパー選び
ワイパーゴムにはゴムの種類や使用用途によって色々と種類がありますが、ここでは使用用途におけるワイパーゴムには色々種類があります。
一般雨用ワイパー:雨を拭き取る目的のワイパーで安価
撥水雨用ワイパー:最近では量販店で一番多く置いてあるのがこれ。少し願いが高いが、視界抜群。
スノーワイパー(雪用ワイパー):低温下でもワイパーブレードが凍る事無く性能が発揮出来る。しかし、耐久性が悪い。高価。
私のお勧めは、撥水ワイパー
まず、雨時の視野が抜群にイイ。特に夜間の雨には絶大な威力を発揮します。
数百円の出費で安全が買えますので是非、撥水ワイパーを。
あと、冬の低温下(大体マイナス4度以下)になるとワイパーゴムが凍り
そして、拭きムラが凍り視界わ悪くなり大変危険な状態に。
この凍結を防止するのがスノーワイパー(雪用ワイパー)
豪雪地帯の方やスキー場に行かれる方は是非お勧めしたいワイパーですが、
低温下で性能が保持されるだけあって高温が苦手なので春になると交換しなくてはなりません
よってコストパフォーマンスが悪いのが難点。
私的、ワイパー選び
今回、交換したのが
運転席側には、撥水で、凍結しにくい。そして真夏の炎天下でもOKというカーメイト ハイブリッドワイパー・VクリアMF
助手席側には、撥水で安価なホームセンター「コメリ」ブランドの撥水ワイパーを選択
ワイパーゴム交換手順
ワイパーゴムの取り外し
- ワイパーゴムは写真赤矢印部分の凹部で固定されてますのでこれを、青矢印方向に引っ張り外し、ワイパーゴム全体を取り外します。
ワイパーゴムの取付
- ワイパーゴムを外した手順の反対で今度は交換品を設置します。
- このとき、鉄製の芯とゴムがバラバラにならない様、注意しながら作業を行ってください。ほとんどの製品に固定用プラスティック部品が付いてます。外さずに取り付け後で、プラスティック部品を外す事も可能です。私は、後で外します。
- 最後に、写真右側矢印のワイパーブレードの爪と左側矢印のワイパーゴム凹部が合う位置まで入れます。(写真は鉄芯固定のプラスティック部品が付いてますが、もしこの部品を付けた状態で作業した場合は、この時点で外してください。)
- これで、ばっちりワイパーゴム取付完了。
撥水処理
- 撥水ワイパーの場合はガラスを綺麗に拭き取り
- ぬらさない状態で5分ほどワイパーを動かします。
- わざと水をかけてみました。下側が撥水ワイパーの拭き取り範囲内です。
- 雨の日はこの水滴がどんどん逃げていくのでワイパーを動かさなくても視界良好。もちろん、ワイパーを動かせばもっと視界良好になる。