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ガンコマサ舗装(真砂土舗装)をDIY施工して、早9年も経過しました。真砂土舗装の施工当初の記事は多々あるものの、年数が経過した記事ってほとんどありません。実際耐久性ってどうなの?って方のために9年後をアップします。
過去記事
舗装の施工状況をアップしたのが下記の記事です。
ガンコマサ舗装(真砂土舗装)その1
ガンコマサ舗装(真砂土舗装)その2 排水桝DIY
ガンコマサ舗装(真砂土舗装)その3
ガンコマサ舗装(真砂土舗装)その4
ガンコマサ舗装(真砂土舗装)その2-1
ガンコマサ舗装(真砂土舗装)その2-2
そして施工3年後の記事
真砂土舗装のメリット
草刈りからの開放
真砂土舗装のメリットは幾つかありますが、先ずはこれ。9年後の今でもホント助かってます。舗装の端部から多少、草が生えてきますが舗装厚3cmを考えれば当然の事。アスファルト舗装でも端部は生えてきます。
以前は草ボーボー、特に暑い時期の草刈りは最悪ですから。
排水性良好
以前は、雨が降れば2、3日は土がグチョグチョで水たまりも。もう最悪でした。
施工時は排水勾配が0.5%しか取れなかったので、多少の水たまりは覚悟したのですが、真砂土舗装の特徴である浸透性により水たまりも出来ません。
真砂土舗装のデメリット
コケが発生しやすい
一番の問題がこれです。コケが良いって方もいますが、私は駄目。2年目あたりからだんだんコケが生え始め。もう今はコケだらけ。
↓施工直後
↓現在
これでも、ヘラ状の金属でコケを刮げ落としてます。何もしなかったら全面緑のコケだらけだと思います。
このコケを落とすのに高圧洗浄機も試しました。真砂土舗装は削れてしまいますが、コケはほとんど除去できませんでした。
施工した場所が日当たりの悪い場所なので覚悟はしてました。他にも日当たりの良い場所にも施工しましたが、結局コケが発生しています。(下の写真)
芝生の周辺に施工は注意
写真には写っていないのですが、この真砂土舗装の上部に芝があります。芝はもの凄い生命力で根を張り、ほんの小さな隙間から生えてきます。そして保水力が仇となり真砂土舗装の表面にも根を張り、舗装はボロボロに。
コケ対策
除草剤の散布
コケ用の除草剤があります。ちなみに、普通の除草剤ではコケは枯れません。しかし、我が家は犬がココで遊ぶので駄目です。
熱湯で枯らす
なんと、これが案外枯れます。草も枯れます。ただし、極小の隙間から生えている様な草は駄目です。根まで熱湯で殺してしまうことが出来れば枯れます。
草は結構使ってます。コケも1度試しました。しかし、真っ黒になってしまってイマイチ汚い。削ればよかったのかな?これは、再度実験してみます。
真砂土舗装の耐久性は?
これは、使用条件により大きく異なると思います。
我が家は人が歩くだけ。表面は結構、削れてきます。と言っても5mm程度削れた感じ。舗装厚3cmですがまだ大丈夫です。でもコンクリート舗装は半永久的です。これとは比べものになりません。
多分、もう10年後は、クラックが発生してそこから草が生え、それが原因で一気に崩壊して行くと思われます。
結局、真砂土舗装ってどうなの?
駐車場には不向き
先ず、駐車場に使うのはオススメできません。ガンコマサのメーカーでは駐車場に使う場合は厚さ5cmだったと思います。他の真砂土舗装の材料もほぼ同じ。しかし、たとえ10cmの厚さで施工しても駐車場の場合かなりの勢いで削れると思います。ハンドルを切れば相当な勢いで。また、ひび割れが発生すればそこから崩壊します。
コケを我慢できるなら
舗装下の排水性や日照時間、湿度等に大きく影響されると思いますが、コケが発生率は高いと思います。これさえ我慢できるなら、対策ができるならオススメです。草刈りから開放され、真砂土の風合いはなんとも良い感じです。
コケの気にならない植木の廻りの草対策やお墓はオススメですね。