最近よく耳にする。低燃費タイヤ、エコタイヤ。
これって要は転がり抵抗を低く抑えたタイヤ。低燃費タイヤの転がり抵抗は、従来品の通常のタイヤより、25~40%低く抑えられてます。だからといって燃費が2割も3割も良くなる訳ではなく大体5%程度向上すると言われています。
そんな事を全く考えずに購入した夏用タイヤ。まさかこんな結末が待ち受けているとは・・・。
ホンダフィットGD3、現在の走行距離:142000km、現在の燃費17.3km/L
前回の燃費報告、ホンダフィットの燃費:139500km
この時点での燃費が17.2km/L
約2500km走行した結果の燃費だが、ほとんど変わりのない結果だが条件は少し変わっており
燃費はすこし向上したと考えられる
何故かというと、以下のような悪条件下でほぼ同じ数値だから
季節的な燃費低下
夏場はエアコン使用による燃費低下が当たり前の話だが、冬場も燃費は低下します。
先ず、出発前のアイドリング。
私は、10秒程度と決めているが塵も積もれば~。
また、ホンダフィットの場合、エンジンが低温時は回転数が少し上がる。
また、通常燃費が落ちると考えられるスタッドレスタイヤに交換した。
短時間、短距離走行の繰り返し
春~秋まで自転車で往復していた職場までの道のりだが、雨が多く車での移動が多くなった。
また、低温時のエンジン回転数が上がる状況下での短時間、短距離走行はかなりの悪条件だったと思われる。
雪道走行
毎週、週末になると単身赴任先から自宅に帰るのだが、豪雪地帯を通っての帰宅。週末の度に雪。
山陰地方では雪が降ると消雪設備の水が散水される。特に国道9号は洒落にならん水量でかなりアクセルを踏み込む時もしばしば。
この影響で、雪道での燃費低下は大体3~4km/L。
以上の事を総合するとかなりの悪条件の中、前回とほぼ同じ値だったって事は、
燃費が向上したってこと。
燃費悪化の原因は何だったのか
前回の燃費報告、ホンダフィットの燃費:139500km
に書いたが、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに交換した。
この、激安ノーマルタイヤが原因で燃費が落ちていた。
これはほぼ間違いないでしょう。
よって通常燃費が低下するスタッドレスタイヤに交換しても燃費が変わらなかったのです。
仮定:もしタイヤで1km/L燃費が変わったら。
タイヤの寿命が4万キロ、ガソリン価格150円/Lとして燃費が18km/Lから17km/Lに落ちたと仮定。
40000/17-40000/18=130.663....
すると約130Lも余分にガソリンを消費する計算となる。そして金額を計算すると
130*150=19500円
ヽ(ヽ>ω<)ヒイィィィ!!
これは完全に失敗でした。ここまで深く考えてなかった(^^;)。
まとめ
タイヤの寿命やどの程度燃費が変わるか、車本来の燃費等色々な条件で変わってしまうが
たとえ激安タイヤを購入して得した気分でいても、燃費が5%でも落ちればある程度高価なタイヤ買えてしまうこと。
高価なタイヤは長寿命で低騒音、そして一番大事なウェット性能も高い、もちろん低燃費。
この事を考えると決して激安タイヤは得じゃない完全に失敗でした。