5年ほどまえから、再塗装しようと思っていたダイニングテーブル。
20年ほど前に購入して今はもうボロボロです。
しかし、塗料を色々と悩んでいて結局放置してました。
先日、先輩からテーブル塗装にピッタリの塗料を教えて頂き、
今回このダイニングテーブルを再塗装して、その様子、手順を動画にしてみました。
I repainted the dining table I used for about 20 years. It will be reborn easily and beautifully, so why not give it a try (^^) /
使用した工具
先輩から借りてきたのですが、これは最強でした。仕事が速い!オービルサンダーの倍は速いと思います。集塵機能が付いているので粉塵が飛ばないのもGOOD。でも値段が高い!1諭吉は覚悟です。ちなみに、ペーパーの交換もオービルサンダーに比べ格段に少ないと思います。最初の削りで5~6枚は覚悟していたのですが、なんと1枚で終わりました。
今回は、ランダムアクションサンダーを使用しましたが、オービルサンダーで十分だと思います。3000円ほどで購入できます。
あと、手作業でももちろん可能ですが、機械を使っても1時間以上かかっています。それを考えると手作業は・・・。
使用した材料
「塗料の選択について」で説明しますが、食事をするテーブルならコレ一択かと思います。
- コテバケ
コテバケだと、広い平面は塗りムラも少なく、塗料も適量を吸い込み塗りやすいです。
- 紙やすり#400
下塗装後の毛羽、気泡等の除去用
- ランダムアクションサンダー交換用ペーパー#80、#120、#240
コレは各1枚使用しましたが、#80は2~3枚は用意しておいた方が良いかと思います。
- ウエス
ペーパー掛け後の清掃用
- 布コロナマスカー幅1.1m
ウレタンニスが他の部分や付着するともう取れなくなってしまいます。養生はしっかりと。
塗料の選択について
今回なぜ和信ペイントの水性ウレタンニスを選択したかですが
- 油性ウレタンニスは強度、耐久性は最強ですが塗装後2~3ヶ月は臭いがします。帰宅すると直ぐに気になる程度。近づけば半年は臭いがします。
- ラッカー系ニスも耐久性、強度共に高いのですが、熱い物(ヤカンやコップ)を置くと白く変色します。
- ワックス系塗料(ブライワックス等)はアンティークな仕上げには最高ですが、色落ちします。
消去法で水性ウレタンニスになるのですが、和信ペイントの水性ウレタンニスは食品衛生法適合。もうこれしかないでしょう。
艶、色、仕上がりについて
今回、私はアンティークな仕上げにしたくてつや消しの塗料を選択しました。
艶が欲しい方は艶有りをもちろん選択されると思いますが、不自然な位の艶が出ます。つや消しと艶有りを混ぜて塗ると思い通りの艶具合になるかと思います。
1週間ほど乾燥させてから、コンパウンドで研磨すると、最高に綺麗な仕上となります。
まとめ
- 全体的な作業時間は最初の研磨で1時間、塗装は各10分ほどで終わりますが、乾燥に気温20℃で1時間半×塗り回数必要です。
- 1回目の塗装で塗料が濃すぎで塗りにくく、途中で水を入れてしまい塗りムラとなってしまいました。最終的にはこのムラがぼけて逆に良い感じになったのですが。
- アンティークな仕上げ(古傷も生かして)にしたくて傷を入れましたが、少し思いっきりが足りませんでした(^_^;)彫刻刀で削るのが正解でした。
簡単に綺麗に生まれ変わりますのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか(^^)/