前回の記事では、FRP補修材とパテでサビサビのボディを見事に補修する事に成功しました。
今回はその続き、塗装を行っていきます。
先ずは必要な材料や道具
下塗り塗料Holts(ホルツ) プラサフスプレー P-1 プライマーホワイト ペイントの下塗り塗料 MH11501[HTRC 3]
マスキングテープ
耐水ペーパー #400、#800
ホルツ コンパウンド ミニセット MH926 [HTRC3]
先ずはマスキング。
コツは、少し塗装面が大きくなってもボディの折れ点や繋ぎ目などでマスキングすると綺麗にボカシが出来ます。
折れ点、繋ぎ目でマスキングが難しい場合はマスキングテープを少しだけ重ね、ずらし3枚程度貼るのです。これで、1~2回塗料を吹き付けては剥がし、吹き付けては剥がします。これで、ボカシを入れます。
(矢印部分が3枚ずらしてマスキング部)
次に、どの塗料でも吹く前には必ずシリコンオフで脱脂する。これを忘れないこと。
次は、下塗り塗料プラサフを吹き付けます。厚塗り厳禁!塗料が垂れたら全てパーです。
とにかく焦りは禁物、完全に乾燥するまで待ちます。
さあいよいよ、純正色のスプレーで塗装です。最近はエアーブラシもどきのソフト99 99工房 エアータッチもあります。これだとマスキング不要でかなり綺麗な仕上がりになりますが、今回は範囲が広いのと、少々汚くても目立たないので安価な缶スプレータイプを使用しました。
と、残念な事に写真を取り忘れる失態(^_^;)
1回塗料を吹いたらマスキングを1枚めくります。
指の少し右側に注目。塗料の段差が出来てます。
これを見逃すと後でめちゃくちゃ目立ちますので、ここをしっかりコンパウンドまたは#800のペーパーで落としてやります。
段差を落とすと、こんな感じ。とにかく力を入れずに磨く事がコツです。
下地の色が完全に消えるまで3~4回純正色スプレーを吹き付け完成!この頃には真っ暗で写真が撮れなくなっておりまして写真がございませんm(_ _)m
数日後に撮影。タイヤハウス周りの凸凹が少々あるが、少し汚れたおかげで言われなかったら判らないレベル。
大成功!
あと、1週間程完全に乾燥させてからコンパウンドで磨けば完成です。
before after