数年ほど前から少しづつ白い斑点のサビが発生していた玄関ドア
昨年位から一気に白い斑点が増えて見窄らしい状態に(T_T)
通常のアルミに塗装しているだけと思っていたがどうやらアルマイト処理がされてるみたい。
これは厄介
アルマイト処理とは
アルマイト(英: alumite、almite[1])は、アルミニウムの陽極酸化皮膜である。また、その加工(処理工程、作業)の事を、陽極酸化処理、アルマイト処理と呼ぶ。アルミニウムの耐食性、耐摩耗性の向上、および、装飾その他の機能の付加を目的として行なわれる。
wikipediaより引用
つまり、一言で言うと錆びにくく処理してあるってこと。
サビを落とす為にペーパー等で擦ってしまうと、このアルマイト処理まで削ってしまい余計に錆びやすくさせてしまう結果にもなりかねません。
しかし、我が家の玄関ドアはもう削らなくてはどうにもならない状態(>_<)
削った後、どのようにしてしっかり塗料を乗せるかこれが肝になります。
玄関ドア:ビフォー
これが我が家玄関(^^;)塗装前の状態です。
右上は少し磨きかけてます。特に真ん中、と下が酷くこんな状態
どうです。なかなか凄いでしょ。
白サビだけではなく、よ~く見ると赤いサビまで発生してます。
さあこれから、大変な一日の始まりです。
白サビ落とし
先ずはサビ落としです。
最初は1000番の耐水ペーパーで向かってみましたが、あまりにも効率が悪いので400番で削ってみました。
全体的に、塗装が剥がれてしまうものの、致し方ありません。
腐食が進んでしまいペーパーで削っても取れないサビが多数。これは電動ドリルに取り付ける小型ワイヤーブラシで研磨。
下の方は凄いサビで済みの方はサビを落とし切れませんでした。
ここまで3時間以上。かなり疲れましたが途中止めはできません。
下地塗装
研磨した後で気付いたのでうが、モール類がはめ込み式で無理矢理引っ張れば外れました。
研磨した削りかすを水で洗い流し、乾燥、そして塗料が付いては困る箇所にマスキングです。
まずはプライマー塗装。塗料は
ミッチャクロンマルチスプレー ありとあらゆるものの下地処理。上塗り塗料を強力に接着するプライマーです。この場合この塗料以外考えられません。1本で約1/3余りました。大体2平米です。
おっと、その前に一応 シリコーンリムーバー で脱脂しておきます。
ミチャックロマン塗装完了です。透明なので何も見た目は変わりません。
上塗り塗装
さあ、いよいよ上塗りです。塗料は
アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML ツヤ消し黒 を2本購入しました。
1回目で丸々1本使い切り、2度塗りで2本目を全部使い切りました
完成
遠くから見るとかなり綺麗になってのですが・・。
どうやら、プライマーを厚く塗りすぎたのか?
小雨の中で塗装したので白化したか?塗装ムラが(>_<)
あと、錆び処理が不十分だった箇所が気にすれば目立ちます。
まあ、でも嫁は「全然こんなの気にならない。あの汚い時に比べればこのくらい全然OK」ってことなのでOKとします。
結局全て片付けがおわったら午後6時、丸1日かかりました。どちらにしても天気の良い暖かい日にしなくちゃ駄目です。